差し合いについて ①遠距離編

こんにちは.最近,自分に足りてない何かを1つモノにできたらグッっと勝てるようになる気がしている9un(きゅん)です.

今回は,差し合いについて,遠距離に絞って考えていきたいと思います.(遠距離では読み合いがほとんど発生しないので立ち回りといったほうが正しいですね)

 

1.基本的な考え

自分のキャラがどの間合いが強いのか,もしくは自分がどの間合いで戦いたいのかを考えましょう.

例えば,僕の使っているゼニガメというキャラはリーチが短いが発生と硬直に優れる技ばかりなので,基本的には密着の読み合いを仕掛けにいってリターンをとっていくという形になります.

対して,いわゆる剣キャラでしたら剣の先端間合いを維持したいはずですし,弾幕キャラであれば序盤は中距離から遠距離で低リスクにダメージを貯めたいはずです.

対して,相手キャラの得意間合いもあるわけです.

いかに相手の得意間合いを避けて自分の得意間合いに持っていくか/維持していくかが問題となります.

 

2.遠距離戦で取れる行動

今回は遠距離編ということで,遠距離で取れる行動と,それらをどのような時に使うべきか,どのような行動に弱いか/強いかを整理しましょう.(遠距離での用途しか述べていないので注意)

1.何もしない(棒立ち)

2.前ステップ/前ダッシュ/前歩き

3.引きステップ/引きダッシュ/引き歩き

4.前慣性ジャンプ,垂直ジャンプ,後ろ慣性ジャンプ

5.ガード

6.前回避,その場回避,後ろ回避

7.飛び道具を打つ

8.その他(ため技など)

 

1.何もしない(棒立ち)

何もしないが故の強い行動.何もしていないがそのあとになんでもできる.例えるなら,未来が明るい赤ちゃん(何者でもないが何にでもなれる).

何もしていないので飛び道具には負けてしまうが,それ以外においてはとても強い.

 

2.前ステップ/前ダッシュ/前歩き

間合いを詰めるための基本的な行動.

注意が必要なのが,ダッシュ中にはガードが出せるがステップ中にはガードが出せないこと.

対飛び道具での安易なステップは危険.歩きからは立ち状態と同じでどんな行動も出せるので,歩きは強い.例えるなら赤(ry

 

3.引きステップ/引きダッシュ/引き歩き

遠距離においては間合いを調整するための行動.遠距離を保つ用途で使う.基本的にノーリスクだが,ステージの端(ライン)が存在するので何回も使えるわけではない.

 

4.前慣性ジャンプ,垂直ジャンプ,後ろ慣性ジャンプ

前慣性ジャンプは地上の飛び道具を避けつつ間合いを詰める用途.ジャンプ後はは基本的に回避しかできないので,上に向かう飛び道具(リンクのブーメランの上シフト)や,ジャンプから飛び道具を撃たれると弱い.

垂直ジャンプはその場で飛び道具を避けるのに使う.

後ろ慣性ジャンプは間合いを調整しつつ対空の飛び道具を撃ったりする用途.

 

5.ガード(シールド)

遠距離では基本的にシールドを崩せるものがないので強い.強いが,時間経過や飛び道具を受けることでシールドから漏れて飛び道具に当たったりシールドブレイクしてしまうので注意.ダッシュガードでローリスクに間合いを詰めるのに使うのが主な用途か.

 

6.前回避,その場回避,後ろ回避

前回避は,飛び道具を避けつつ間合いを避ける,ガードから間合いを詰める.

その場回避は飛び道具を避ける用途.

後ろ回避は遠距離では基本的に意味がない.中距離では着地点が決まっている飛び道具(ルフレのファイヤーなど)を避けるのに使える.

 

7.飛び道具をうつ

飛び道具を持っているならまずしたくなる行動.飛び道具を打つことで相手の動きを制限してそこを迎え撃つという形(迎え撃つのも飛び道具かもしれない)が基本.

飛び道具を撃たれて気持ちいい人はいないはずなので,間合いを間違えなければ強い.

 

8.その他(ため技など)

クラウドのリミット,サムスのチャージショットなど,ためているだけで相手のプレッシャーになる技.基本的にはためたらためるほど有利だが,相手にする場合はためさせてしまうという考えもアリ.

ため技の他には反射/吸収技もある.相手依存の技だが一度見せておくだけで対飛び道具のプレッシャーにはなる.

設置系の技(スネークのC4,しずえさんのはにわ)は,相手が設置したら場所を覚えておくこと.

その他にも攻撃技でゴルドーを跳ね返すなどもありますが例外的なので割愛.

 

3.まとめ

そんなの当たり前じゃんということも多いですが,基本から整理することはとても大切なことです.普段やっていない行動があれば,試しにやってみると新しい発見があるかも...?

基本的には遠距離では飛び道具を”見てから”ガードやジャンプで避けることができる(というより見てから飛び道具を対処できる間合いを遠距離としている)ので,そこまで深く考える必要はありません.しかし,遠距離の飛び道具を持っているキャラは一考してみる余地はありますね.

次回は中距離での差し合いについて整理していきたいと思います.

(つづく)