スマブラの状況を整理する

初めまして。スマブラSPポケトレを使っている9un(きゅん)です。

僕が所属している京大スマブラサークル(KUSC)で、スマブラについて根本から話し合う機会があったので、忘れないうちに自分なりの考えも含めてまとめておきたいと思います。ブログを書くのは初めてなので、こうした方がいいとかここがよかったとかあればぜひコメントしていただけると励みになります。

 

0.スマブラの目標

スマブラの目標はなんなのでしょう。目標といっても◯◯大会で△位に入るとかそういうのではなく、スマブラの1on1対戦において何をしたら勝利なのか?ということです。

もちろん、目標は自分が3回撃墜される前に相手を3回撃墜することです(標準的なルールである3ストックルールを想定)。

 

1.スマブラにおける状況の整理

そこで、撃墜について掘り下げると、相手を撃墜する状況として

  • 相手の%をためてから、スマッシュなどを当てて相手を撃墜する
  • 相手を崖の外に追い出してから、復帰阻止をして相手が復帰できない位置まで追いやる

の2つに分類できます。

また、自分と相手の位置関係によって、

  1. 差し合い[ニュートラルゲーム]
  2. 崖狩り(狩られる)
  3. 着地(狩られる)
  4. 復帰阻止(される)

の計4(7)つの状況に分けられます。(下図参照/汚くて申し訳ないです)

2、3、4はどちらかに有利不利が傾いています。

下図では、差し合いでから崖狩りの展開に移行したり、復帰阻止の状況から崖狩りの展開になってまた差し合いに戻る、のように矢印を用いて試合の流れを表しています。

その中でも、必ずはじめに差し合いというものが存在するので重要度で言えば差し合いが一番です。

3つの有利/不利状況の中でも特に重要なのは復帰(阻止)です。なぜなら、先ほど言ったように撃墜に直結する部分であり、復帰する側が不利な度合いが特に強い状況といえるからです。

崖の展開と、着地の展開、どちらの方が有利/不利の度合いが強いかというのはキャラやプレイヤーによると思います。

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スマブラにおける状況を表した図

 スマブラの上達を考える上で、プレイヤーとしての自分が上の4(7)つのうちのどれが得意/苦手なのかを知ることはとても大切ですし、自分のキャラがどの状況が得意/苦手なのかを考えて、戦略(理想的な撃墜の仕方)を組み立てておくことはとても重要です。また、キャラの相性を考える時もこの図はとても役に立ちます。

 

例えば、

プレイヤーとしては、差し合いはわりかし得意だけれども、崖狩りが苦手で有利状況を維持できずに簡単に崖を上がらせてしまっているな。着地は苦手だけれども、崖に逃げてから崖を上るのは得意だ。

などとプレイヤーとしての得意/苦手を把握した後で、

自分が使っている◯◯というキャラは、理論値的には崖狩りがもっとできるキャラのはずだから崖狩りを意識して練習してみよう。復帰が苦手なキャラではあるけども、復帰が得意なのである程度カバーできるはずだ。

と整理した上で、

自分は◯◯というキャラを使う時は、差し合いで勝って%を稼いで、復帰阻止はあまり行かずに崖狩りの展開に持っていき、そこで撃墜%まで稼いでから崖上がりの有利状況のまま空後を当てて撃墜したい

などという自分の理想的な撃墜までの流れというものまで考えられると

(++さんの)△△というキャラと対戦する時は、差し合いで%有利は取れるけれども、崖狩りは相手に誤魔化されてしまってうまく行かないから

と反省した時に、プレイヤーとしての反省点やキャラクターの相性をとても考えやすくなります。(例終わり/長くなってすみません)

 

このような状況整理をした上で、差し合い/崖/着地/復帰阻止の4つについて個別に考えていきたいと思います。

 

(次回へ続く)